さて、今日お伝えするのは、
パナソニックの「かってにスイッチ」です。
かってにスイッチ
スイッチとか、コンセントのことを
工事業界では、配線器具と呼びます。
配線器具というのは、家電やさんでは
一部しか売られていないので、
意外に知られていないことが多いなと、
私は思っています。
どうしてかというと、
配線器具は電気工事が必要で、
配線器具単体では売れないからです。
でも、結構便利なものが
開発されています。
今回ご紹介するのは、
住宅用の配線器具です。
どういうものかというと、
センサーが付いたスイッチです。
人が来ると自動でそれを感知し、
自動で照明の電源をオンにしてくれて、
人がいなくなると、
それを感知してくれて
自動で切ってくれる、
便利なスイッチです。
センサースイッチは昔から
あったのですが、
天井につけるタイプのものが
主流でした。
あるいは、照明器具に内蔵されたものも
最近では珍しくなくなりました。
しかし、今日のこの
「かってにスイッチ」は、
スイッチの部分、つまり壁に
付いているスイッチに
センサーが付いているものです。
天井につけるタイプのものだと、
天井に穴を開けたり、天井裏を
配線したりして、工事するのも
手間のかかるものでした。
しかし、このセンサースイッチは、
スイッチ自体、つまり配線器具自体を
取り替えるだけなので、
工事も少なくてすむし、
見た目もきれいです。
センサースイッチに
替えるメリットは、
自動で付くという便利さもありますが、
消し忘れを防いでくれるので、
省エネにもなるということです。
用途としては、玄関や勝手口
トイレ、階段部分などです。
ただ、使っていて不満に
思うこともあります。
それは、
センサースイッチは人の動きを
見ているということです。
どういうことかというと、
人が来た、人がいなくなった、
ということを感知しているので、
人が来てそこにずっと居続けると
動かない限り、
かってに切れてしまうことです。
そういう場合は、その場で少し
動かなくてはなりません。
時々玄関などで、
ちょっと長い時間そこにいたりすると
人が動かない時間が長かったりして、
かってに消えてしまうことがあります。
天井に取り付けた
センサースイッチの場合、
点灯時間を延ばすことで
調整することも出来るのですが、
そうすると人がいなくなっても、
点灯時間が長くなって
省エネ機能が不十分になります。
しかし、この壁付けの
「かってにスイッチ」は、
自動点灯、連続点灯、
そしてセンサーを働かせない、
切替が付いているので、
そういう悩ましいことはありません。
取替は簡単なので、
トイレや玄関など消し忘れがある場合は
検討してみては?と思います。
それでは今回は以上です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。