今日はコンデンサの話です。
コンデンサって聞いたことある方は多いと思うのですが、
いったい何に使うものかはご存じない方の方が多いと
思います。
今回は、少しややこしいので、
シリーズで、2,3回に分けてお話ししたいと思います。
いきなりですが、電力ってどうやって計算するかは、
昔の理科を思い出してもらえると助かるのですが、
忘れてますよね。
これは、電圧と電流をかけて計算されます。
電圧100V(ボルト)で電流が3A(アンペア) 流れる機械があったら、
100V X 3A = 300W(ワット)の
電力を使う機械ということになります。
単純計算で考えると、そうなのですが、
電気には、2種類ありまして、
直流と交流があるのです。
直流というのは、電流が一方向に 流れて、一定です。
プラスとマイナスがあって、
電流の向きがプラスからマイナスに 向かって流れています。
乾電池を使って豆電球をつけるのは、 直流電力です。
携帯やスマホ、ノートパソコンなどは、 交流から電源をとっていますが、
ACアダプターを通じて、 直流に変換された電力を使っています。
太陽光発電で発電されたものは、 最初のうちは直流です。
プラスからマイナスに向かって流れるので、
考え方としては、単純でわかりやすいです。
もう一つ、交流の電力があります。
交流は、ちょっとわかりにくいです。
以前、ちょっと交流電力について
お話ししたかもしれませんが、
もう一度お伝えします。
交流というのは、電気の流れる向きが、
高速で変化しているというお話しをしました。
プラスからマイナスに向かって流れていて、
その流れる量が、 時間と共にだんだん減ってきて、
” 0 ” になったかと思うと、
今度はマイナスからプラスに向かって 流れ始める。
それから時間と共に、 だんだん流れる量が増えて、
一定のところまで来たら、 また時間と共に減っていって、
“ 0 ”まで行って、逆方向。
こういうのを、1秒間に60回 (西日本では)繰り返しています。
というわけで、 今回はここまででです。
電気磁気学とか 数式で表されることを
言葉で表すのは、結構難しいものが ありますが、
スモールステップでやると、 わかってくると思います。
原理を知ると、結構おもしろいので 懲りずに付いてきてください。
今回は直流と交流のお話しをしました。
最後まで読んでいただき、 ありがとうございました。