メルマガでもいろいろな情報をお伝えしていますが、
動画でさらにわかりやすくお伝えしようと思いました。
それでは今回のテーマは、 新商品情報です。
パナソニックから発売中の スペースプレーヤーです。
これは照明器具なのですが、 今までにないコンセプトです。
私はこの商品を見て、 プロジェクションマッピングを思い出しました。
プロジェクションマッピングは ご存じでしょうか。
こんな感じのもの、(11分の動画です)
https://www.youtube.com/watch?v=xHsbdq8GtKc
たくさんのプロジェクター
(プレゼンなどに使うスライドを映す 映写機みたいなもの)を使って、
建物などの形に合わせて映像を映して、 普段見ている建物が、動いたり、
あり得ないものを映したり、
形が変わったりするのを 見せることのできる システムのことです。
東京駅の駅舎に このプロジェクションマッピングを
行っているのをテレビで見た人も あるかもしれません。
プロジェクションマッピングほどではないですが、 あれを見ると、
こういう商品はありだなと思ったのです。
こういう商品です。
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/02/jn140227-1/jn140227-1.html
たとえばレストランの 白いテーブルクロスの上に
Happy Birthday!の文字と 花柄模様を映すことができたり、
メニュー表を壁に映したりすることができます。
これがすごいのは、照明器具が 通常つけたらつきっぱなしなところ、
スイッチ一つでそれもリモコンで、 映像を切り換えること
ができるところです。
誕生日のお祝いのシーンで、 最初は通常のテーブルクロスに
メニュー表が映っているかと思うと、 タイミングを見て、
“Happy Birthday!”に花束の模様に 切り換えたりできることです。
こんな感じで、=> http://www2.panasonic.biz/es/lighting/shop/spaceplayer/restaurant.html
そのほか、ショーウインドウの 背景を夏の背景にしたり、 秋や冬に変えたり、 映像でいろいろなバリエーションに することができます。
http://www2.panasonic.biz/es/lighting/shop/spaceplayer/shop.html
ほかの照明器具と違うところは、 映像はその場所に合わせて オーダーメードで作るというところです。
なので、店舗で来店型のビジネスをされている方には 特におすすめですし、一度設置すれば、 ディスプレイの変更なども
映像を変えるだけなので、
お店の変化を見せやすいのではと 思います。
用途はまだまだ広がっていきそうな商品です。
興味のある方は、当社へお問い合わせください。
熱中症対策が叫ばれる
季節になって来ました。
こまめな塩分、水分補給を心がけて、
今日もがんばっていきましょうか。
今日は、パナソニックの
ワイヤレススピーカシステムの紹介です。
ワイヤレススピーカと聞いて、
コードがなくてもスピーカから音が
出るってことでしょ、と思う人が多いと
思うのですが、
これはなかなかかっこいいですよ。
スピーカはどこにあるかというと、天井です。
簡単に言うと、
天井と照明器具の間に取り付けるのです。
こんな感じです。
http://image.rakuten.co.jp/izumiya-ty/cabinet/kaden2/4902704841162-1.jpg
家にあるスピーカは置くものという
イメージですが、これは天井に取り付けて
あるので、置き場所をとらずにすむし、
音が四方に広がり、知らなければどこから
音が出てるのかわかりません。
タイトルどおり、天井から部屋中に
音が降り注ぐ感じです。
どうやってワイヤレスを実現しているか
というと、ブルートゥースという無線の規格で
音をスピーカに送っています。
今まであった赤外線で送信するタイプ
ではないので、送信機とスピーカを遮るものが
あっても、大丈夫なのです。
赤外線だと遮られたら音は出ませんよね。
たとえば、おうちのステレオに送信機を
接続すれば、広がりの音を楽しむことが
できますし、テレビに接続すれば、
よりリアルなテレビの音を楽しむことが
できます。
よく、お年寄りのおられるおうちに行くと、
テレビの音がかなり大きいときが
ありますよね。
そういうおうちでも、このスピーカを使えば、
テレビの音をそれほど大きくしなくても、
ちゃんとテレビの音を聞くことができます。
ほかにもスマホにつなげば、
スマホにダウンロードした音楽を
聴くことができます。
ちょっと心配なのは、
スピーカが天井に付いていることで、
音の振動が上の階に伝わらないか
ということですよね。
この点に関しても、
振動キャンセラーという
機能を搭載していて、
音を上に伝わらないように
抑制するように作られています。
四つのスピーカからは、
右スピーカ2個、左スピーカ2個あるのですが、
対角線上に右同士、左同士 を配置している
ので、音を互いに打ち消し合うという
仕組みなのです。よく考えられていますよね。
これほど優れたスピーカシステムなの
ですが、一つ難点があります。
それは、スピーカ自体が照明器具の
引っかけローゼットを利用して取り付けるので、
既存の照明器具が引っかけローゼットを
使用して取り付けている場合は、
スピーカは取り付けることができても、
その下に照明器具を取り付けることができません。
なので、そういう場合は、
ワンタッチでカチット取り付けられる
タイプの照明器具に変える必要があります。
まあ、それでもせっかくスピーカを
つけるのであれば、
この際照明器具もLEDなどの
省エネタイプに変えることも
考えてみては?と思います。
詳しいことが知りたい方は、
私、武生までお電話ください。
というわけで、今回は以上です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
ある施設の電気設備で事故があり、復旧のための停電作業に立ち会いました。
通常弊社でもできることなのですが、今回施設のメンテナンスをしていることから、工事は別業者で、立会のみとなりました。
スタートは23時です。
どんな事故かというと、ケーブルの端子台が、何らかの原因で劣化して、熱を持ち、短絡してしまったというものです。
専門用語が多すぎて、わかりづらいですよね。
この写真は、動力盤の中でケーブルを接続しているものです。
青、白、赤の部分がケーブルの先に付いていて、ボルトで留めているのがわかりますか。
ボルトで留められるように、ケーブルの先に付いているのが、端子と呼ばれるものです。
そして、端子をボルトで固定しているのが、端子台と呼ばれるものです。
今回は、この端子台が熱を持ち、溶けて、ケーブルとケーブルが触れて、ショートしてしまったわけです。
端子台が溶けるとこんな感じです。
真ん中が溶けていますよね。この場合だと、白のケーブルが接続されているところなのですが、ボルトを取り付ける穴もなくなるぐらいの熱が発生したということですね。
こういう作業の場合、設備を止めて作業ということになるのですが、施設によっては止められない場合が多く、ほとんどの場合、夜それも深夜、あるいは明け方になります。
今回は、ケーブルもブレーカも取替になりました。
原因はいくつか考えられます。
単純に経年劣化、20年、30年と経つと、端子部分も劣化してきます。大電流が常時流れていればなおさらです。負荷が多い場合、ケーブルが細かったりするとそれだけ熱の発生の原因になります。
ほかには、締め付け不良。盤にケーブルを接続する場合は、特に気をつけるのですが、手が届きにくいところなどは、まれにこういうことがあります。今回は経年劣化が原因のようです。
今回は一般のお客様には、なじみのないものですが、こうした作業を知ってほしくて取り上げました。
電気設備は見えない部分が多く、事故後の作業もさらに人目に付かない時間帯と場所で行われています。
締めきり時間が決まっているので、プレッシャーもありますが、電気工事業者のやりがいを感じる仕事でもあります。
佐伯市蒲江下入津地区の外灯工事をしました。安部電気工事さんの下請で行いました。この地区は元々海沿いで散歩する方が多いのですが、夜は暗くつまずいたり、転んだり、危険なので外灯を建てようということになったようです。
時々問題となるのは、外灯の点灯時間です。いつ点灯し始めるのか、いつ消すのかという問題です。外灯だから、暗くなったら明るくなるまで付いていればいいではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
たとえば、すぐ近くに住宅があったりすると、外からの明かりが部屋まで入ってくるので、そこにすんでいる人は、寝るに寝られない状態となり
迷惑になってしまいますので、たとえば10時で消灯するなどの配慮が必要になってきます。今回の場合は、住宅からもある程度の距離が保たれていたため朝まで点灯の設定です。
工事関係者でなければ馴染みのないものを一つ紹介します。建柱車と呼ばれる、電柱を建てたり、抜いたりする専用の作業車です。いつも思うのですが、これ考えた人、そして実際につくった人はホントとすごいと思います。コンクリートや固い岩盤でなければ、電柱用の穴を掘って、そのまま電柱を建ててしまうのです。
大分県佐伯市にあるマリンカルチャーセンターの
直流電源装置改修工事が終了しました。
直流電源装置の役割を説明すると、
長くなるので今回は、このデザインを取り上げます。
一般的な分電盤の色は、ベージュ(5Y7/1という色番号)なのですが、
マリンカルチャーセンターの分電盤は、レモンイエローなのです。
珍しいでしょ。
ここの施設は、研修、宿泊、プール、レストラン、イベントも開ける
大きな複合施設です。毎年マンボウがこの2~4月ぐらいまで、
使っていないプールに放されていて、間近でマンボウガ見られることで有名な
場所です。今回、この施設の地下にある直流電源装置と蓄電池(バッテリー)の
入替工事を行いました。
地下にあることと、地下への搬入路が確保できていないということで、
準備に若干手間取りましたが、無事完了し、昨日検査が終了しました。
大分県佐伯土木事務所 発注の道路照明工事です。
佐伯市弥生番匠交差点の道路照明工事です。
決められた場所に、決められた照明ポールを建てて配管でつなげばいいと思っていたのですが、ことはそう簡単ではなく、奥深いものがありました。
道路改良に伴う照明の移設工事なので、以前建っていた照明ポールは、移動します。
どこに移動するのかは図面上で決まっていますが、現場でこの位置だと断定できるものがありません。
私は電気工事の専門なので、照明ポールの位置を現場でどうやって決めるのか謎でした。建築工事ならば、建物の通り芯から追っていけば、場所は決められます。しかし、何も基準となるもののない道路上で、どうやって図面と実際の整合性をとるのか、わかりませんでした。
その辺のことを、現場でお世話になった南九建設の監督さんに聞いてみました。
実は、GPSで基準点(ベンチマークといいます)を特定し、そこから、X軸とY軸(高さや深さがあればZ軸)の座標で決めていくのだそうです。基準点さえ決めてしまえば、そこからどんな場所でも、座標を使って数字で表すことができます。
理論的には、ああそうかと思うのですが、正確な地図を作ることは相当大変なことだなと思ったのです。また逆に地図上に新しく道路や橋を描いて実際に造ることも。
考えてみれば、私たちが暮らしている土地は、正確には土地の上空まで上がらなければ、見ることができない訳です。そしていつまでも上空にとどまってその土地の絵を描いているわけにもいかず、また、写真で撮影したとしても、真下以外は斜めから見ることになり、ゆがんでしまいます。同様に、地図上のこの場所に道路を造るとしても、実際にどこ?となります。
この問題を解決したのが、場所を座標を使って数字で表すということです。
数字で表すことができれば、コンピュータに処理を任せることができるだけでなく、調整が可能です。
土木工事の技術のすごいところはまさにここです。地図が正確に作られるのも、地図上の図面の道路や橋が、車や歩行者が通りやすいようにできるのも、こうした土木的な知識(正確には測量)があればこそなのだと、改めて思った次第です。
土木工事の現場監督の方と打ち合わせるが楽しくなりました。